モス (スペイン)

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Mos

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 ガリシア州
 ポンテベドラ県
コマルカ ビーゴ
司法管轄区 レドンデーラ
面積 53.2 km²
教区数 10
居住地区数 77
人口 15,267 人 (2012年)[1]
人口密度 286.97 人/km²
住民呼称 mosense
ガリシア語率 96.40% (2011年[2]
自治体首長
(2011年)
ニディア・マリーア・アレバロ・ゴメス
PPdeG
Mosの位置(スペイン内)
Mos
Mos
スペイン内モスの位置
Mosの位置(ポンテベドラ県内)
Mos
Mos
ポンテベドラ県内モスの位置

北緯42度13分 西経8度36分 / 北緯42.217度 西経8.600度 / 42.217; -8.600座標: 北緯42度13分 西経8度36分 / 北緯42.217度 西経8.600度 / 42.217; -8.600
モス公式サイト

ガリシア州内の位置

モスMos)は、スペインガリシア州ポンテベドラ県の自治体で、コマルカ・デ・ビーゴに属する。歴史的・地理的な地域(コマルカ)ロウリーニャを構成する自治体のひとつ。ガリシア統計局によると、2012年の人口は15,267人(2009年:14,650)[1]。住民呼称は男女同形のmosense。

ガリシア語話者の自治体人口に占める割合は96.40%(2001年)。

地理[編集]

モスは、ポンテベドラ県の南部に位置し、コマルカ・デ・ビーゴに属する。自治体内は10の教区に分けられ、住民は40の地区に分散して居住している。北はレドンデーラパソス・デ・ボルベンと、南はオ・ポリーニョと、東はポンテアレーアスと、西はビーゴと隣接している[3]

モスはレドンデーラ司法管轄区に属す[4]

人口[編集]

住民は10の教区内の77の地区(集落)に居住する[1]

モスの人口推移 1900-2010
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[5]、1996年 - [6]

歴史[編集]

モスではたとえば、カストロ・デ・トローサに代表される、多くの考古学的遺跡が発見されている。他には古墳ドルメンが残されており、この地に古代から人々が定住していた証しとなっている。

自治体内には、ローマ時代にブラガルーゴアストルガを結ぶ街道が作られていた。

政治[編集]

自治体首長はガリシア国民党(PPdeG)のニディア・マリーア・アレバロ・ゴメス(Nidia Mª Arévalo Gómez)。 自治体評議員はガリシア国民党:10、ガリシア社会党(PSdeG-PSOE):5、ガリシア民族主義ブロック(BNG):2となっているとなっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)[7]

1999年6月13日自治体選挙[7]
政党 得票数 得票率 獲得議席
PPdeG 3,745 47.36% 9
PSdeG-PSOE 2,435 30.80% 5
BNG 1,398 17.68% 3
EDEG-OV[8] 184 2.33% 0

首長当選者:ラモン・アロンソ・フェルナンデス(PPdeG)

2003年5月25日自治体選挙[7]
政党 得票数 得票率 獲得議席
PPdeG 3,309 36.25% 6
PSdeG-PSOE 2,423 26.54% 5
BNG 2,333 25.56% 4
I.M.O.S.[9] 967 10.59% 2

首長当選者:マリーア・ヘスス・エスクデーロ・ラゴ
(PSdeG-PSOE)

2007年5月27日自治体選挙[7]
政党 得票数 得票率 獲得議席
PPdeG 4,133 44.41% 8
PSdeG-PSOE 2,827 30.37% 6
BNG 1,819 19.54% 3
MOVEMOS[10] 395 4.24% 0

首長当選者:マリーア・ヘスス・エスクデーロ・ラゴ
(PSdeG-PSOE)[11]

2011年5月22日自治体選挙[7]
政党 得票数 得票率 獲得議席
PPdeG 4,809 55.49% 10
PSdeG-PSOE 2,375 27.41% 5
BNG 1,302 15.02% 2

首長当選者:ニディア・マリーア・アレバロ・ゴメス(PPdeG)

教区[編集]

モスは10の教区に分けられている。

  • セラ(サン・ペドロ)
  • ドルネーラス(サンタ・マリーア)
  • ギサン(サンタ・マリーア)
  • ロウレード(サン・サルバドール)
  • モス(サンタ・エウラリア)
  • ペレイラス(サン・ミゲル)
  • ペテーロス(サン・マメーデ)
  • サンギニェーダ(サンタ・マリーア)
  • タメイガ(サン・マルティーニョ)
  • トローソ(サン・マメーデ)

ギャラリー[編集]

出身著名人[編集]

参考文献・脚注[編集]

  1. ^ a b c IGE(ガリシア統計局)” (ガリシア語). ガリシア自治州政府. 2013年9月21日閲覧。
  2. ^ Neira, Carlos (ガリシア語), Evolución no uso do galego por concellos, Praza Pública., http://praza.gal/recurso/1263/evolucion-no-uso-do-galego-por-concellos/ 
  3. ^ Dicionario Xeográfico Ilustrado de Galicia vol.16、p.180、Xeogal Publicacións、2009、ISBN 978-84-613-5826-7
  4. ^ Porriño (O), partido judicial nº11 de Pontevedra” (スペイン語). Consejo General de los Procuradores de España. 2013年9月21日閲覧。
  5. ^ Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
  6. ^ Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero.
  7. ^ a b c d e Consulta de Resultados Electorales” (スペイン語). Gobierno de España, Ministerio de Interior, Subsecretaría Dirección General de Política Interior. 2013年9月21日閲覧。
  8. ^ EDEG-OVはEsquerda de Galicia-Os Verdes、ガリシア左翼=緑の党。
  9. ^ I.M.O.S.はIndependientes de Mos(モスの無所属者)、ローカル政党。
  10. ^ MOVEMOSはMovimiento Vecinal de Mos(モス住民運動)、ローカル政党。
  11. ^ 2007年の自治体選挙の結果は、ガリシア国民党:8、ガリシア社会党:6、ガリシア民族主義ブロック:3で、自治体首長はガリシア社会党のマリーア・ヘスス・エスクデーロ・ラーゴ(María Jesús Escudero Lago)が、選出されたが、2008年12月ガリシア国民党から不信任案が提出され、同案への同調者がガリシア社会党から出たため、可決され、失職、代わりにガリシア国民党所属のニディア・マリーア・アレバロ・ゴメスが選任された。その後前首長に対し不信任を投じた評議員達は、所属政党を離れ、無所属となった。自治体評議員の構成はガリシア社会党(PSdeG-PSOE):5、ガリシア民族主義ブロック(BNG):3、無所属:9となった。


外部リンク[編集]